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新築家づくりコラム

2025/04/21

夫婦兼用の書斎

「夫婦で兼用できる書斎」の間取りは、お互いの使い方・性格・ライフスタイルの違いをうまく調和させるのがポイントです。

以下に、ご夫婦兼用でも使いやすい書斎の間取りパターンをいくつかご紹介します?

 

【パターン1】横並びデスクの「ワイドカウンター型」

特徴:

  • 横幅2.5〜3mくらいの造作カウンター

  • それぞれの作業スペースを半分ずつ使う

  • 間に仕切り棚や観葉植物を入れると適度にプライベート感が出る

おすすめ配置:

  • 壁一面にワイドなカウンターデスク

  • 背後に本棚+共有収納

  • 窓はカウンター正面に細長く(視線分散しにくい)


【パターン2】L字型レイアウトで「視線をずらす」

特徴:

  • 2人が向かい合わないように配置することで、集中力を確保

  • L字にすれば、1人はPC作業、もう1人は読書や趣味など別の用途もOK

おすすめ配置:

  • コーナーにカウンター2面設置(例:2.0m×1.5m)

  • デスクの間にコンセント&USBポートの集中配置

  • 壁に収納を集約すると空間に余裕が出ます


【パターン3】可動家具で「一人ずつ使う交代制」

特徴:

  • 基本は1人使用だが、時間帯や用途で使い分け

  • デスク+背後のキャスター付きワゴンで動線が調整できる

  • リビングの隣に配置して「ちょっとこもれる空間」にするのも◎

おすすめ配置:

  • 1.5〜2畳の空間に集中できる机+壁収納

  • 引き戸 or ロールスクリーンで仕切り感を調整

  • 将来、子ども部屋や納戸にも転用できるつくり


最低限の広さ目安

  • 2.5畳(約4㎡):ミニマムなサイズ。交代制やL字ならOK

  • 3〜3.5畳(約5〜6㎡):二人同時使用にちょうど良い広さ

  • 4畳以上:収納や趣味の棚もゆとりをもって配置可能


 さらに使いやすくする+αの工夫

  • 窓は1人に1つ小窓(視線と採光を分けられる)

  • デスクに間接照明+個別スイッチ(時間差使用でも快適)

  • 各人専用の「小さな引き出し」や「お気に入りの椅子」で個の満足感をアップ

 

最後に夫婦で共有できる寝室の書斎の参考プランをご紹介♪